ミランDFトモリや指揮官の教え子ザークツィーへ関心報道のユヴェントス、幹部が口を開く「1月は我慢が必要」 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】ユヴェントスのフットボール・マネージングディレクターのクリスティアーノ・ジュントリ氏が3日、イタリアメディアのインタビューで今冬の補強について語った。 【動画】20歳ムバングラと19歳ユルディズのホットライン
今シーズン、若手指揮官チアゴ・モッタの下で再出発したユヴェントス。リーグ戦で18試合無敗を維持しているが、7勝11敗と勝利に恵まれず、チャンピオンズリーグ出場圏外の6位と上位争いで後れを取っている。 そんな中、クラブの強化担当のクリスティアーノ・ジュントリ氏が、日本時間4日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナ準決勝ミラン戦の試合前に『Mediaset』のインタビューに応じ、センターバックやFWの補強の可能性に言及した。 ユーヴェ幹部はまず、ブレーメルやカバルの長期離脱を踏まえて「DFの補強が急務だ」と主張。守備の補強を優先する方針を示している。だが「1月のマーケットは非常に複雑であり、他のチームが手元のカードを明かすのはもう少し先になるだろう。したがって、自分たちにとって適切な状況となるのを待ちたい」と続け、マーケットの動きを慎重に見守る姿勢を見せた。 ユーヴェは、パウロ・フォンセカ指揮下のミランで出場機会に恵まれていなかったフィカヨ・トモリをターゲットとしていたが、セルジオ・コンセイソンの初陣となったスーペルコッパ準決勝において、スタメン起用された。 「何かが変わるようなら、ミランに聞くべきだろう。興味深い選手だが、興味深い選手なら他にもいる。1月(の移籍)は他のチームにかなり依存するものだ。まず、他のチームのニーズを待たなければならない。少し我慢が必要になる」 そんなユーヴェの方針について、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は、「夏に2億ユーロ(約324億円)以上を投資し、予算が限定されているため、ユーヴェは最初の一手が打てないと言っているようなものだ」と分析している。 またユーヴェを巡っては、モッタの教え子であり、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したジョシュア・ザークツィーへの関心が報じられている。だがユーヴェ幹部は「正直、マンチェスター・Uとは、全く話をしていない。彼らも現状を解決しなければならないだろうが、この先、何が起きるのかは分からない」と明かした。 そのうえで、今冬のFWの補強について発言。「名前は挙げず、全般的な話だが、(アルカディウシュ)ミリクのケガもあるので、マーケットを注視しなければならない。だがまだ何もない」と語った。 試合情報 トリノ vs ユヴェントス 試合時間:2025年1月12日(日)日本時間2:00 会場:スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ
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