民進・大塚代表が定例会見(全文1)大胆な金融緩和のツケと副作用評価できない
安倍政権の経済政策、評価できる点と評価できない点について
France10:France10の及川と申します。率直に伺いたいのですが、安倍政権の経済政策、評価できる点と評価できない点は何か。例えばスティグリッツさん、クルーグマンさん、ピケティさんも金融緩和については賛成していらっしゃると。評価できる点、評価できない点について伺えればと思います。 大塚:政権を預かるということは、その政権の考え方で経済政策を運営していいということですから、金融緩和を大胆に行うという手法によって最終的な、国民を豊かにするということを安倍さんは追求しているわけですね。従って評価できる点は、その金融緩和を大胆にやったことによって過度な円安が修正された、そして株価が上がった。この2つは評価していいと思います。 ただし最終目標である国民が豊かになるかという点については今日の質問でも申し上げたように、ずいぶん目的とは違う方向にいっていますので、ここは評価できない。さらにはその手法として大胆な金融緩和を使ったのはいいけれど、そのことが大変な副作用と、将来世代へのツケを残しつつあると。これも評価できない。こういうことになります。 羽田:どうぞ。
同性婚、フランスのPACSのようなパートナーシップに賛成か、反対か
記者1:ゲイレポーター、酒井佑人です。よろしくお願いします。以前前原代表にお伺いしたところ、同性婚には賛成との回答でしたけれども、現在の民進党、また大塚代表は同性婚、またはフランスのPACSのような同性間のパートナーシップの位置付けに賛成ですか、反対ですか、よろしくお願いします。 大塚:私たちは前体制のときから、LGBTに関わるさまざまな問題には前向きに取り組んでいこうという考えですので、その考え方を踏襲しています。同性婚についてはそれぞれの皆さんのご意思でありますので、今日、質問の中でも申し上げましたけれども、リベラルとは本来個人の自由を重んじるものでありますから、極力さまざまな分野で個人の自由を重んじていくべきだと思います。 羽田:どうぞ。