民進・大塚代表が定例会見(全文1)大胆な金融緩和のツケと副作用評価できない
今日の質問に対する総理の答弁をどのように受け止めたのか
NHK:NHKの〓**** 00:07:00〓といいますが、2点お聞かせください。そもそも総理の所信について、かなりあっさりしているという内容が与党からありましたけれども、今日質問されて返ってきた総理の答弁の質というのは、総体としてどういうふうに受け止められたのか。答弁漏れのようなものがってさっきおっしゃっていましたけど、そこをもう少し分かりやすくお伝えいただきたいのが1点目と、それから2点目、話変わりますが、きのう立憲民主党の枝野さんが民進党所属の地方議員に対して、うちに来るかどうか、年内にも決めてもらいたいという発言をしましたが、民進党の代表として、こうした発言にどのようにお答えになるか、お聞かせいただけますでしょうか。 大塚:まず総理のご答弁ですけれども、自民党の橋本議員、橋本会長のご質問に対する答弁が10分ぐらいだったと思いますので、それに比べたら25分ぐらいはお話しいただいたので、それなりに時間的にはご努力いただいたかなというふうには思います。ただし短くならないように質問をさせていただいているというのが、さっきの、サイトウさんの手法に絡む部分なんですね。 質問の仕方によっては答弁はある程度しゃべらざるを得なくなりますので、そういう意味では自分のご意思で長くしゃべっていただいたんならありがたいけれども、結果として長くなったという感じが否めません。というのはやはり1つ1つの質問、特に今回は技術的な質問は極力避けたつもりなので、総理ご自身のやはりお考えを聞きたい。この5年間どういう政策的な哲学で運営してきたのかということをお伺いしたかったので、それらについてはあまりご自分の言葉でお答えいただけたという感じはしません。それは今後またさまざまな機会にやり取りをさせていただきたいというふうに思っています。 それから2番目のご質問ですが、枝野さんらしくないなというふうに思います。やはり今日、何回も申し上げますが、リベラルとは本来自由主義で自由を重んじるわけですから、他者の自由意志に何かを強要するようなことはあってはならないなというふうに思います。枝野さん、本来はそういう方ではありませんので、できるだけこれからも私たちは友党でありますので、お互いに理解し合えるように努力をしていきたいというふうに思っています。 NHK:関連して、枝野発言というものはこの友党の関係に水を差すのではないかと指摘もありますけれども、その点、代表はどう受け止められますか。 大塚:直接お伺いしたわけではありませんので、これ以上枝野さんのご発言を私が解釈するのはやめますけれども、やはり今申し上げましたように民進党に所属していらっしゃる議員の皆さんはそれぞれの意思をお持ちなので、それぞれの意思を重んじるような言動に、誰であっても努めなければならないというふうに思っています。 【連載】民進・大塚代表が定例会見 全文2へ続く