20日以上食べ物も与えられず、置き去りにされた犬たち その理由と保護後の様子に反響「血のつながりなんて関係ないんだなぁ」「涙が出ました」
農園の一角で生まれた5匹の子犬たちが、新しい家族と出会うことができました。 取り残されてしまった犬たちが、優しいゴールデンレトリバーのトビくんと心温まる関係を築いていくお話。 その一部始終の裏側を、Toby & Pi Family(@Toby & Pi Family)という活動名で、YouTubeをはじめとするSNSで動物たちの保護活動を発信している夫婦、Jinさん・ヒエンさんに話を聞きました。 【写真5枚】置き去りにされた5匹の子犬たちの保護後の様子(@Toby & Pi Familyさんより提供)
ことの顛末は…
ことの顛末は、夫婦が借りている農園に2匹の犬が置き去りにされてしまったことから始まりました。夫婦が借りていた農園のオーナーは、あろうことか何も言わずに2匹の犬を置き去りにして引っ越していたのです。 そのうちの1匹は妊娠中の母犬・スーちゃんで、夫婦がオーナーに電話をしたところ「あの子たちのことを頼むね」という無責任な言葉を投げかけられます。 引っ越し直後で毎日が非常に忙しかったものの、20日以上も食べ物が与えられていない2匹を見て心が痛み、ヒエンさんの「こんな小さくて可愛い2匹なら頑張れる」という言葉で、夫婦は保護を決意します。 その後、スーちゃんは5匹の子犬を産みました。保護するまで農園に住んでいた子犬たちでしたが、農園の解約に伴い、Jinさん・ヒエンさんの自宅で里親に引き渡せる状態になるまで世話をすることにしました。 5匹のうち4匹の子犬は3ヶ月間お世話をして里親に貰われていき、母犬と子犬1匹は夫婦が自宅でお世話をしているそうです。 子犬たちの保護に至る経緯はとても感動的であり、同時に心の痛みを感じさせるものでした。夫婦の決断と行動には動物への深い愛情が感じられますね。
子犬たちの面倒を見るトビ君
今回の動画では、そんな子犬たちを先住犬のトビくんが面倒を見てあげているという心温まる様子が映し出されています。 初めて子犬たちと会ったときの様子をjinさんは「母犬のスーちゃんが子犬たちを守る姿が印象的で、母犬の愛情を感じました。子犬たちは非常に元気で、人懐っこい性格でした」と話してくれました。また、少し不安そうな様子をしつつも、すぐに夫婦に慣れていき、一緒に生活を始めたのだそうです。 子犬たちの面倒を見ているトビくんは、非常に優しく、他の動物たちとも仲良く接するワンちゃんだそう。 穏やかで社交的な性格でもあり、新しい仲間にもすぐに馴染むことができるのだとか。 トビくんの優しい性格が他の動物たちにもいい影響を与えていることが伝わってきます。 トビくんは子犬たちを自分の子どものように受け入れ、非常に優しく接していて、遊び相手としても面倒を見てくれていたそうです。 まるで子犬たちが安心して新しい環境に慣れるのをサポートしていたかのように。 トビくんの温かい対応は、子犬たちに大きな安心感を与えたのではないでしょうか。 トビくんの存在が子犬たちにとってどれほど重要だったかが伝わります。 そんなトビくんと子犬たちの微笑ましい様子を見て、夫婦は「とても感動しました。トビくんが新しい仲間たちを優しく受け入れ、愛情を注いでいる姿はとても心温まるものでした」と感無量の様子。 動画のコメントも「血のつながりなんて関係ないんだなぁ」「優しい気持ちになりました」「器も身体も大きい」と絶賛の嵐。 多くの応援メッセージが寄せられているのも、夫婦の活動が多くの人々に感動を与えている証拠ではないでしょうか。 コメントについて「皆さんの温かい応援の言葉が励みとなり、保護活動へのモチベーションにもつながっています」と話してくれました。