斎藤知事が年頭挨拶「皆さんと思い共有ワンチームで」「風通しの良い職場づくりを進めていきたい」と決意
兵庫県の斎藤知事は6日、職員に向けて年頭の挨拶を述べました。 その中で、「皆さんと共に思いを共有しながらワンチームで県政を前に進めていきたい。大切なのがコミュニケーションでございます」と強調しました。
■職員に「不在の間県政支えていただき改めて感謝」
斎藤知事は職員たちを前に、出直し選挙で再選し、2期目を迎えたことについて、「不在の間県政を支えてもらった」と感謝の言葉を述べるとともに、職員とのコミュニケーションを重視する方針を示しました。 【斎藤知事】「昨年11月に知事として2期目のスタートをさせていただきました。改めて、わたくしが不在の約50日間、県政を支えていただきました皆様に、改めて感謝申し上げたいと思っております」
■「皆さんと共に思いを共有しながらワンチームで県政を前に」「風通しの良い職場づくりを」
【斎藤知事】「今後も皆さんと共に思いを共有しながら、ワンチームで県政を前に進めていきたいと言うふうに考えております。 大切なのがコミュニケーションでございます。年頭の挨拶も今回させていただいたということでございます。これからも引き続き、幹部職員の皆様もしっかりとコミュニケーションの場を作らせていただくとともに、中堅や若手職員の皆さんとの対話の場というものを充実させていくことで、風通しの良い職場づくりを進めていきたいと思います。皆様のご協力をよろしくお願いします」
■阪神・淡路大震災から30年 自身の経験を踏まえて
そしてことしの1月17日で阪神・淡路大震災の発災から30年を迎えることについて、次のように述べました。 【斎藤知事】「まもなく1月17日になります。阪神淡路大震災から30年を迎えます節目となります。改めて犠牲になられた6400名を超える方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、復旧・復興に尽力をしてこられた皆様はじめ、ご支援をいただいたすべての全国からの皆様に、改めて敬意と感謝の意を表させていただきたいと思います。 発災時、私は高校生でございまして、(愛媛県)松山市で過ごしておりました。ふるさと神戸が地震に見舞われたという一報を得て、実家と電話も繋がらないこともありまして、大変不安な、いてもたってもいられない思いにかられたということ、そしてその後休暇を1週間頂きまして、実家の方に戻りました時に、神戸の街並みが、被害にあったということを、今でも鮮明に覚えております」