<あのクズを殴ってやりたいんだ>ドラマPに聞く最終回「ほこ美のボクシングの集大成に注目」 “ロープドン”の裏側も
◇「ロープドン」の裏側とは
一方で「全女性を沼らせる謎の男」という海里のキャスティングは、難しかった。「ビジュアルもそうですし、お芝居の力も必要ですし、すべてを兼ね備えた人じゃないといけないと。その中で、玉森さんのMVやお芝居を拝見したときにこの人の海里を見てみたいと思い、オファーしました。ラブストーリーの経験もある玉森さんは、魅せるところはキメキメで魅せられるし、自然なお芝居が必要なところは自然なお芝居をされる。そんな玉森さんがすてきだと思いました」と述べた。
第6話では、海里がリングのロープに手をかけ、ほこ美にキスするシーンが登場。「壁ドン」ならぬ「ロープドン」と形容する反響が上がり、多くの視聴者が盛り上がった。戸村さんは、玉森さんが「鍛えているからこそできたシーン」だと感じている。
「ロープを押しながらキスをするというのは、普通の人なら腕がふるえてしまう、なかなか筋肉を使う場面。玉森さんもこの体勢がきついとおっしゃっていましたが、玉森さんだからこそああやってかっこよくできたのかな」
最終回について「まずは、ほこ美のボクシングの集大成をぜひ見ていただきたいです。あとは、海里が過去をどう乗り越えていくのか、悟(倉悠貴さん)という人物とどう決着をつけるのか、この2点にも注目していただきたいです。大葉(小関裕太さん)だったり、ゆい(岡崎紗絵さん)だったり、面白いシーンがちりばめられているので、それぞれがどこに向かっていくのか注目していただければ」とアピールした。