次世代のまとめ買いスタイル実証 AIカメラ搭載冷蔵庫活用、イオンネクストとパナソニック
イオンネクストとパナソニック くらしアプライアンス社は、流通から家庭までの食品の鮮度維持と、食生活を各種サポートする機能の提供を通して、これまでとは異なる次世代のまとめ買いスタイルの実現、便利で豊かな食生活の提供を目指すため、1日からFujisawaサスティナブル・スマートタウン(神奈川県藤沢市)の住民を対象に共同実証を開始した。30日まで実施する。 共同実証実験では、イオンネクストが運営するネット専用スーパー〝Green Beans(グリーンビーンズ)〟とパナソニックのAI(人工知能)カメラ搭載冷蔵庫およびパナソニック製冷蔵庫専用アプリLive Pantryが連携する。 アプリで提案する献立と冷蔵庫の在庫食品との差分から、必要な食品をグリーンビーンズで購入できる仕組みを提供し、忙しい現代における効率的で便利な買い物、消費体験の姿を検討していく。 また、入荷から届け先まで徹底した食品の温度管理に加え、冷蔵庫の保鮮技術との組み合わせによる保存で、食品の鮮度がよりよく保たれるのかに関しても確認する。 さらにAIカメラの画像で、冷蔵庫内の食品をアプリに通知し、買い物時のダブり買いを回避、在庫食品と組み合わせた購入検討など、効率的に買い物ができるかを検証するほか、アプリでの献立作成や冷蔵庫内の食品の使い切り支援が、まとめ買いの促進など消費における時短・簡便行動につながるのかを検証するという。
電波新聞社報道本部