テニス=WTA年間最優秀ショット、鄭欽文のウィナー選出
[15日 ロイター] - 女子テニス協会(WTA)は14日、世界ランキング5位の鄭欽文(中国)が武漢オープンで披露したウィナーが年間最優秀ショットに選ばれたと発表した。 鄭は年間世界ランキング1位でベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカと対戦した同大会決勝の第3セットで、左右に振られながら懸命に食らいつき、ネットに出てきた相手に対してロブで形勢を覆すと、最後はフォアハンドで勝負を決めた。 白熱のラリーの末に繰り出したこのショットには、6万票以上を数えたファン投票の68%を占める圧倒的な支持が集まった。 2位は得票率24%で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)がマドリード・オープン決勝で決めた一撃が選ばれた。