【K-1】“暴走王”カリミアン、ローブローで木村太地が悶絶!ノーコンテストに
『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』 2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館 【フォト】カリミアンがダウンを奪う!ローブロー悶絶も ▼第13試合/K-1無差別級/3分3R・延長1R -シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY) ノーコンテスト ※カリミアンのローブローで木村が続行不可能に -木村太地(日本/VRK GYM) カリミアンは、長年K-1で戦い、初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者に輝くなど活躍したが、直近はクラウディオ・イストラテやリュウ・ツァーに敗北。今年10月のイストラテとの再戦では、後頭部にパンチを食らって倒れてしまい、そのまま続行不可能に。勝敗無しに終わった中、無差別級T参戦は決定しなかったが、ワンマッチ出場となった。 対する木村はK-1アマチュア全日本優勝し、Krush-EXでデビューしたK-1グループ生え抜き。昨年9月、5戦目でBigbangヘビー級王者・坂本英則の王座に挑むと3R KO勝利で奪い取った。しかし今年6月、星龍之介にKO負けを喫して王座陥落。9月にオーストラリアでIKBF世界ヘビー級王座決定戦に臨むもKO負けとなり、この経験を次戦に活かしたいところだ。 1R、カリミアンがガードを固めて、どんどん前進する。木村は左ジャブから右ストレートを打つ。打ち合いを仕掛けた木村に、カリミアンがカウンターの左右フックをクリーンヒット、最初のダウンを奪う。立ち上がった木村は再度打ち合いを仕掛けるが、カリミアンの左ジャブがカウンターでヒット、これでダウンを追加する。 仕留めにかかるカリミアンは組み付いてきた木村に対し、左の顔面ヒザ!これで木村が崩れ落ちたが、ブレイク後の攻撃だったため、木村に回復時間が与えられる。カリミアンに警告が与えられ、再開するが、今後はカリミアンの蹴りがローブローに。木村はかなりのダメージがある様子。うつ伏せになったまま、回復の時間が取られるも続行不可能に。 カリミアンはコーナーに上がり、マッスルポーズで勝利をアピール。しかし、レフェリーより、1Rが終わっていない状態で偶発的なローブローで続行不可能となったため、ノーコンテストになることが説明された。ダウンを奪い実力差を見せたカリミアンだったが、またしても後味悪い結末となってしまった。