認知症を防ぐポテサラレシピ!卵とじゃがいもの組み合わせには“意外な効果”が
なぜ、じゃがいものが認知症予防にいいの?
認知症予防には「栄養素をバランスよく、しっかり取ること」が大切。 卵と組み合わせることで、卵に足りない栄養素を補い、主な栄養素がバランスよく取れるようになり認知症予防の効果が期待できる。 また、卵に含まれる認知症予防に効果的な栄養素を体内で神経伝達物質に変える働きを助ける葉酸も含む。 ■なぜ、卵が認知症予防にいいの? 卵の卵黄には脳神経系の働きを活性化させ、認知症予防にも効果的とされるレシチンが含まれている。 またこのレシチンが体内で神経伝達物質であるアセチルコリンに変わるときにビタミンB12や葉酸といった栄養素がその働きを助けるので、葉酸を多く含むほうれん草やアスパラガス・納豆など、またビタミンB12を多く含むサバやアサリ・シジミなどの魚介類、のり・ワカメなどの海藻類と組み合わせるとよい。 ■ツナとオリーブとチーズのさっぱりポテたまサラダ 【材料】(2人分) ・じゃがいも…2個 ・ゆで卵…2個 ・ツナ缶…1缶 ・ブラックオリーブ…6個 ★オリーブオイル…小さじ2 ★白ワインビネガー…小さじ2 ★塩…小さじ1/4 ★黒こしょう…適量 ・パルメザンチーズ…適量 【作り方】 (1)じゃがいもは皮付きのままよく水洗いしてぬれたキッチンペーパー、ラップの順で包み、600Wの電子レンジで8分加熱する。粗熱が取れたら皮をむき、食べやすい大きさに切る (2)(1)のじゃがいもと、殻をむいてひと口大に切ったゆで卵、汁気を切ったツナ缶、3~4mm幅にスライスしたブラックオリーブをボウルに入れ、★印の調味料を加えてあえたら器に盛り付け、仕上げにパルメザンチーズを振る 【ポイント】 ツナに含まれているDHAは脳の構成成分で脳を活性化させるので、記憶力や判断力の向上などが期待できる。またビタミンB12も多く含まれており、卵と一緒に取ることで、卵に含まれるレシチン(コリン)という成分の働きを高める。オリーブとオリーブオイルに含まれる抗酸化物質は、細胞の酸化ストレスを減らし、認知機能障害のリスクを低下させる。チーズの発酵工程で生成される乳由来ペプチドには、記憶機能改善効果がある。