アマゾンもスマートグラス開発中です。しかもプロドライバー用
苦労しているポイントはロングライフバッテリーかつ小型であること。そーだよなー。業務用とするからこそ、そこだよなー。 実はAmazon(アマゾン)もスマートグラスを作っているんです。話しかけるとAlexaが反応してくれるヤツね。日本では売られていないこのAmazon Echo Framesをベースに、新しくプロドライバー用のスマートグラスを作っているとロイターが報道しています。
バッテリーと重さのバランス
とはいっても、時速数百kmの世界で戦っているカーレーサー向け…じゃない。1日100件以上の家に荷物を届けているデリバリードライバー向けのスマートグラスなんだって。 プロトタイプのコードネームは「Amelia」(アメリア)。カメラと小さなディスプレイを内蔵しており、荷物を置き配したことの証明写真を撮るために使います。 ポケットから仕事用スマホを取り出し、カメラアプリを起動して、シャッターアイコンをタップするという手間をなくすべく、「Alexa、置き配の写真撮って」といったボイスコマンドでスマートグラスのカメラで撮影するためのものなのでしょう。 ただし、8時間の業務シフトに耐えるバッテリー容量を持ちながら、軽量なメガネとすることに苦労しているみたい。「仕事とはいえ、こんなクソ重メガネを1日8時間も使ってられるかー!」と、現場からクレームが上がってこないように。 でも、ですよ。この重要なミッションをクリアしたら、Amazonの作るスカウター的ミニディスプレイがついたスマートグラスは素晴らしいと絶賛され、その技術をコンシューマー用にも活用してくると思うんだよね。期待したくない? Source: Reuters
武者良太