【実例紹介】会社経営者「大幅節税」を目指す海外移住戦略…英語・中国語のウェブビジネス拡大を目指す、香港移住起業家のケース
ビジネスとプライベートの近未来展望
小峰:香港では、どのようなビジネスをなさっていますか? Aさん:香港に会社を設立し、そこでウェブの仕事を受けています。海外に出たからには海外の顧客を取りたいという気持ちはありますが、いまのところ、日本の顧客から受けている仕事が中心です。 小峰:なるほど。それは逆に新鮮ですね。日本でやっている仕事・顧客そのままに、海外移住することもできるということですね。プライベートのプランはいかがですか? Aさん:日本で仕事をしている婚約者がいますが、香港に来てもいいといってくれているので、一緒に香港で暮らしたい思っています。そのときにはシェアハウスというわけにはいきませんから、きれいなコンドミニアムに住みたいです。 小峰:香港のコンドミニアムは、プールやジムなどの設備が付いているところが多くあります。きっと満足してくれるでしょうね。
今後の目標はアジアへのビジネス展開
小峰:仕事の面での今後のプランはどのような感じでしょうか? Aさん:いまのところ、日本に住んでいたころからの顧客中心なので、新しい顧客を取っていきたいです。香港は不動産業が盛んな都市なので、不動産関係の仕事に興味があります。日本の不動産を香港人に紹介するサイトなどを作っていきたいですね。 小峰:香港で成功したら、さらに世界を目指していきますか? Aさん:そうですね。まずは、アジアでのビジネスを目指していきたいです。そのために、香港やシンガポールで頑張ろうと思います。
ビジネスの拠点を移すだけで、資産形成に大きな差
Aさんは日本での会社経営に一定の成果を上げつつも、さらにビジネスを発展させるべく、香港への移住を決意されました。 日本は税金が重く、せっかくビジネスを成功させても、資産形成が思うように実現できず、もどかしい思いをすることが少なくありません。しかし、上記のAさんの例のように、ネット環境さえあれば行えるビジネスを営んでいるならば、日本を脱出して、海外に拠点を移すというのも有力な選択肢です。それにより、大幅な節税を実現し、資産を増やすことができれば、将来のビジネスの選択肢も広がりますし、なによりご自身の人生が豊かになります。 若い経営者やフリーランスの方のなかには、日本を脱出して自由にビジネスを行いたい、より豊かに暮らしたいという考えを持つ方も増えています。 柔軟な発想力と、一歩踏み出す勇気のある方が、今後はますます増えてくるのではないでしょうか。 小峰 孝史 小峰 Investments マネージング・ディレクター・弁護士
小峰 孝史,OWL Investments