「そこに名前が挙がるよう」ヤクルト・奥川恭伸、“ノーモア腰痛”で大役目指す
ヤクルト・奥川恭伸投手(23)が7日、3月28日の巨人戦(東京D)の開幕投手に名乗りを上げた。昨季9勝のうち3勝を巨人から挙げた吉村、過去7度の経験を持つ小川、史上最年長での大役を狙う石川や高橋も候補の中で、背番号18は「全くチャンスがないわけではないと思うので、自分もしっかりアピールして、そこに名前が挙がるようなキャンプ、オープン戦を過ごしたい」と実績のある先輩たちに対抗心を燃やした。 昨季は腰痛による離脱もあり3勝止まりだった。今オフは“ノーモア腰痛”をテーマに「土台をもう一回つくって、1年間戦えるように」と体幹中心に鍛え直している。ウェートトレも精力的に行い、筋肉量は2キロ増えるなどパワーアップを実感。2月1日のキャンプ初日に向けて着々と準備を進める。 この日は石川・小松市内で野球教室を開催。約130人の子供たちの前で力強く活躍を約束した。開幕投手からスタートし、1軍でシーズンを完走する姿を故郷に届ける。(長井 毅)
報知新聞社