アニメ「暗殺教室」の10周年を記念してキャラクターデザインの森田和明さんが描き下ろしたイラスト（C）松井優征／集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

　松井優征さんの人気マンガが原作のアニメ「暗殺教室」が、2025年1月9日の第1話放送から10周年を迎えたことを記念して、殺せんせー役の福山潤さん、岸誠二監督、シリーズ構成・脚本の上江洲誠さん、キャラクターデザインの森田和明さんが祝福のコメントを寄せた。森田さんによる描き下ろしイラストも公開された。「青春サツバツ論」などが流れる歴代オープニング（OP）、エンディング（ED）映像のノンクレジット版もYouTubeで公開された。 【写真特集】「暗殺教室」が令和に！？　10周年プロジェクト　豪華企画続々

　福山さんのコメント動画は、YouTubeで公開された。岸監督は「暗殺教室10周年おめでとうございます！　10年たっても色あせることのない作品です。暗殺教室10周年プロジェクトとして、再放送他、記念企画が盛りだくさん！　みんなで10周年を楽しみましょう！」と呼びかけた。

　上江洲さんは「『暗殺教室』は連載第1回から衝撃的でした。すぐに虜（とりこ）になりまして、改めてジャンプをまた毎週買うようになったマンガでした。その時から自分でアニメ化したいと願っていましたが、若い自分のキャリア的にはかなわぬ夢だと思っていました。そうしたら奇跡！　自分にシリーズ構成の依頼が来まして、大変うれしかったことを昨日のことのように覚えています。アニメスタッフ一丸となって全力で取り組みましたとも！　あの熱い日々から10余年もたったことが信じられません。この先もずっと好きでいてください！」と話している。

　森田さんは「あっという間に10年、が実感としてあります。伝え聞くところによると10周年プロジェクト、なるものが進行しているそうで、これを機に初暗殺教室の方が楽しめるといいなぁ、なんて思います。これからのプロジェクトに期待しています！　よろしくお願いします！」とコメントを寄せている。

　10周年記念プロジェクト「アニメ『暗殺教室』10周年の時間」の実施も発表されており、第1弾として、4月からテレビアニメ全47話が、フジテレビほかで1年かけて再放送される。プロジェクトの第2、3弾の内容は今後発表される。