ヤクルト・ドラフト1位の愛工大・中村優斗、高津監督の『神宮で待ってます!』メッセージに感銘
ヤクルトからドラフト1位で指名された愛知工大の中村優斗投手(21)が25日、愛知県豊田市の同大で小川淳司GMらから指名のあいさつを受けた。最速160キロの右腕で愛知大学リーグで通算280イニング⅔を投げて332奪三振、四死球はわずか59。小川GMは「パワーピッチャーであり、制球力もある。将来のエースになってくれると期待している」と高く評価した。 中村は「神宮で待ってます!」と高津臣吾監督が直筆したドラフト会場の入館証パスなどをプレゼントされ、「少しずつ実感がわいてきた。少しでも早くスワローズの戦力になれるように頑張ります」と意気込んだ。 今年3月に野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームに選出された実績は持つものの、大学時代は仲間と目指した神宮球場での全国大会出場は果たせなかった。「本当は大学で行きたかった場所。みんなの思いも背負って、プロで投げたい」と中村。7月のオールスターゲームを観戦し、マウンドに立つイメージはできている。仲間の悔しさも預かってプロの舞台でやり返す。
中日スポーツ