【菊花賞】ダノンデサイル「予定通り」１週前追いで楽々と２馬身半差先着
＜菊花賞：1週前追い切り＞ 20日京都の菊花賞（G1、芝3000メートル）で2冠制覇を目指すダービー馬ダノンデサイル（牡3、安田翔）が10日、Cウッドコースで横山典騎手を背に1週前追い切りを行った。 古馬3勝クラスのアルトシュタットと併走。ハイペースで引っ張る僚馬を2馬身ほど追走し、最後に追われると楽々と2馬身半突き放した。6ハロン78秒1－11秒4のスーパーラップだが、安田翔師は「時計はやれば出る馬なので特に意味は感じていない。今日は強い負荷をかけたいと思っていたが、予定通りにかけられた」と満足げだった。 皐月賞を競走除外となったことにより、ダービーは結果的に4カ月ぶりの実戦だった。今回も5カ月ぶりとなるが、もともとのプラン通り。「ここまでは予定通りにきている」と不安はない。ダービー勝利後、師は「まだまだこれからの馬」と語っていたが、体高が高くなるなど順調に成長。実戦でもレベルアップした姿を見せるか。【岡本光男】
