「うし松」の新業態が麻布十番に誕生! 鶏焼肉に新たな旋風を巻き起こす新店は早めにチェックしておきたい
名物の縛りつくねは「うし松」でも人気の縛りタンをアレンジしたもの。手ごねのつくねを西洋ねぎと鴨の生ハムで包み、一口で頬張れるようにサイズ感や食感を熟考。レンコンなどの野菜を練り込むことでしゃきしゃきとした小気味のよいアクセントを加えたつくねは、ふわっとした甘みやハムのほどよい塩味が口の中で一体となり、焼鳥とはまた違う味わい深さに魅了される。もも肉ににんにくや塩胡椒をなじませたころころ焼きは、締めのご飯の前に登場。地鶏ならではの弾力と濃厚なうまみに富み、お酒のつまみにもぴったりだが「最後に親子丼にのせて食べても美味!」というツウな食べ方も、ぜひ試してみたいところだ。
コースでは胸やもも、せせり、ハツ、ささみ、砂肝など6~7種の部位を提供。コクのある味噌ダレ、にんにくとごま油の香りが食欲をそそる塩ダレなどを加えてパンチのある風味に仕上げたもみダレを部位に合わせて使い分ける。
「うし松では脂ノリのいいホルモンに合わせる味噌ダレが大人気。そこにアレンジを加えて鶏肉に合うようにタレの配合をつねに見直している」というように、オリジナルのタレもまた、鶏焼肉のおいしさを引き立てている。
見た目の可愛さにも心をつかまれる! 一口サイズのとり松グリドル
鶏焼肉のほかに「とり松」のコースのお楽しみは、地鶏を使った一品料理。一口サイズのとり松グリドルは、米粉のミニパンケーキにチキンカツをはさんだ見た目も可愛らしい一品。ガーリックハーブチーズやセミドライトマト、ソテーオニオンの甘じょっぱいハーモニーに「おかわりしたくなる」という声も。
「南青山 七鳥目」直伝の親子丼を新しい楽しみ方で!
コースの“大トリ”を飾る親子丼は「南青山 七鳥目」直伝という贅沢さ。鶏肉と玉ねぎを煮出して醤油を加え、そこに出汁を合わせた“飲める親子丼”は、満腹でもするすると胃袋におさまると評判だ。
このまま食べても大満足だが、この親子丼のおいしさをさらにアップグレードするのが、コースの最後の鶏焼肉として登場するころころ焼きをのせて食べるという裏技。炭火の香りと卵のとろとろとした食感に悶絶。ぜひお試しあれ!