100年前のクラブで競う世界大会で日本チームが3連覇してギネス登録! “お助け機能ナシ”で個人戦の優勝スコアは何打だった?
ヒッコリークラブを通してゴルフの文化と歴史に触れる
この国別チーム戦で昨年3連覇を達成し、ギネス世界記録に認定されたのは、愛知県一宮市に本拠を置く一般社団法人「Japan Hickory Golfing Society」(JHGS)のメンバー(現在、在籍メンバーは130人弱)を中心に結成されたチーム。
代表選手はJHGSが神戸ゴルフ倶楽部と鳴尾ゴルフ倶楽部で開催する「日本ヒッコリークラシック」を始め、俳優の石田純一さんが主催する「関東ヒッコリーオープン」、桑原克典プロ主催の「中部ヒッコリーオープン」といった各ヒッコリークラブ大会を通して結成されます。 JHGSのホームページのイベント情報を見ると、今年は国内だけで8大会が開催(予定)。延べ600人ほどがプレーしているそうです。 ギネス世界記録の認定証贈呈式直後、JHGSのメンバーで、代表チームのキャプテンを務める福本勝幸さんに話を聞いたところ、JHGSの活動自体は基本的にエクスクルーシブ(閉鎖的)ですが、「興味を持たれた方はホームページのお問い合わせフォームから、お気軽にイベントにお申込み、お尋ねください。初めて参加される方のためにヒッコリークラブも用意してあります」と、ヒッコリークラブのビギナーもウエルカムの姿勢。 ただし、JHGSはヒッコリークラブの競技団体ではありません。福本さんの言葉を借りれば「ヒッコリークラブを通して、ゴルフの豊かな文化と歴史に触れるソサエティー」とのこと。ワンランク上のゴルフ好きの集まり、といったところでしょうか。イベント(大会)など、JHGSの最新情報はフェイスブックに逐一アップされるそうなので、興味のある方はフォローしてみてはいかがでしょうか。
小関洋一