【阪神】38年ぶりの日本一へ好発進 打線は山本を攻略して13安打8得点 村上は7回無失点
◇プロ野球日本シリーズ第1戦 阪神8-0オリックス(28日、京セラドーム) 59年ぶりの関西ダービーとなった日本シリーズ。投打がかみ合った阪神が初戦を制しました。 【画像】「阪神ファンも予想してない展開」山本由伸がまさかの6回途中7失点で降板 日本シリーズ第1戦の先発を任されたのは村上頌樹投手。コーナーに投げ分け、オリックス打線を4回までパーフェクトピッチングに抑えます。 一方の阪神打線は4回、近本光司選手と中野拓夢選手が出塁し、ノーアウト1、2塁のチャンスを作りますが、オリックスのエース・山本由伸投手を前に得点を挙げることができません。 それでも5回、先頭の佐藤輝明選手がセンターへのヒットで出塁すると、盗塁とノイジー選手のライトフライで3塁まで進みます。 このチャンスで渡邉諒選手が初球のシュートをセンターへ打ち返し、先制に成功します。さらに近本選手のタイムリー3ベースと中野選手のタイムリーで、この回一挙4得点。 一気に流れを引き寄せた阪神は6回にも2アウトから木浪聖也、坂本誠志郎選手のタイムリーで2点を追加。続く近本選手が四球を選び満塁とすると、中野選手が2打席連続となるタイムリーを放ち、リードを7点に広げます。 大量リードをもらった先発の村上投手は7回を投げて、被安打2、与四球1、無失点の圧巻のピッチングを披露。8回以降もリリーフ陣が無失点リレーで試合を締めた阪神が、日本シリーズ初戦で勝利を飾り、38年ぶり日本一へ好スタートを切りました。