侍・井端監督 今年の一字は「新」 26年WBC連覇へ「新たに世界一に向けて新鮮な気持ちで挑戦したい」
新年を迎えた侍ジャパン・井端弘和監督(49)が今年の一字を「新」としたためた。26年3月のWBCまで1年。「また新たに世界一に向けて戦う。新鮮な気持ちで挑戦したい、と選んだ。優勝を目指す」と世界一連覇へ決意を新たにした。 23年の前回大会MVPのドジャース・大谷は既に出場意思を表明。「メジャーリーグでMVPを獲るような選手。(メジャーを)目指している日本の選手の象徴。来ていただけるならチームをどんどん引っ張っていってくれれば」と期待するように投打の主力がメジャー組という夢の編成だ。 メジャー組とは「シーズン中は集中してほしい」とキャンプ期間中か来オフの面会を想定。オフに帰国した何人かとは直接会い、「本当にメジャーリーガーの力は大事になる」と国内組との融合を鍵とした。 昨年11月の国際大会プレミア12では決勝で台湾に敗戦。「新」の字に「負けてまた気持ちを新たにと捉えてもいい。しっかり勝ち切る」と思いを込めた。再スタートを切る3月5、6日のオランダとの強化試合(京セラドーム)では新戦力も試す方針だ。(神田 佑)