EVERRISEがGA4のRAWデータ抽出・加工・連携の「JetJunction」にカタログ機能追加
マーケティングDX(デジタル変革)技術支援のEVERRISE(エバーライズ)は、Googleの測定ツール「Google Analytics 4(GA4)」のデータを抽出・集計できるツール「INTEGRAL-CORE JetJunction(インテグラルコア ジェットジャンクション)」にデータカタログ機能を加えたと7月11日に発表した。データの持ち方や管理方法を定義するデータカタログを追加することで作業工数の削減を実現し、データの管理をよりしやすくする。
データカタログ機能の追加で、GA4の「RAWデータ」をリスト化し、説明のコメントを追加・編集できるようになった。JetJunctionの管理画面上でGA4で定義されているカラム名と説明を確認できるようになり、データのレイアウトの設定が簡単に行える。複数のカスタムサマリを作成する場合や、複数のメンバーで設定・変更する場合にデータを正しく理解したうえでの作業が可能になり、データの品質を担保できるようになる。
深い分析やデータの長期間保持に使うRAWデータは、単にデータウェアハウス(データ倉庫)の「Google BigQuery」に出力した状態から分析で利用できる形にデータ変換が必要で、マーケティング担当者では対応が難しく、エンジニアリングの工数が発生する。JetJunctionは、GA4のRAWデータの収集・加工・連携を管理画面上で完結して、初回のデータ連携からカスタムイベントの追加による変更を含めて工数を削減できる。