【山口】高校生が県議会を体験 本物の議場で知事に質問
山口朝日放送
若者の政治への関心を高めることが狙いです。高校生が議員の役を務め、本物の議場で質問する「高校生県議会」が開かれました。 議席に座るのは、胸に議員バッジをつけた1日限定の「高校生議員」です。実際に県議会が開かれる議場に、県内各地から46人が集まりました。 テーマは「元気な山口県を創っていくための取組」。高校生が演壇に立ち、村岡知事に対して質問をしました。 =福田龍吾さん(徳山高校2年)= 「私たち県民から見ると、山口県には観光地はあるが、そこに来る観光客は少ないと感じます。山口県の自然を生かした観光政策について、どのようにお考えでしょうか。お聞かせください。」 これに対して知事の答弁です。 =村岡嗣政知事 答弁= 「大規模な受け入れも可能となる修学旅行プランを開発するなど、市長などと連携をしながら、しっかり取り組みを進めて参ります。」 ほかにも医療費の増大や海洋ゴミ問題など、様々な分野から鋭い質問が投げかけられました。また、旧県会議事堂では「高校生県議会」の第10回開催を記念して、山口中央高校のオーケストラ部と合唱部によるミニコンサートも行われました。