キャリアの「ポイ活系料金プラン」徹底攻略! コード決済、証券・銀行口座、ECとひもづけてお得要素が満載!
ここ最近、携帯キャリアのテレビCMは"ポイント還元"をアピールした新料金プラン推し。これらポイ活系の料金プランのメリットやデメリット、また、このような料金プランが増えた背景、どのようなユーザーにオススメなのかを、ITジャーナリストの法林岳之さんにお聞きします。 【画像】各キャリアのポイ活系料金プランをチェック! ■本当にポイントがザクザクなのか? ――現在、NTTドコモの新料金プランのCMがかなり頻繁に放送されていて、ネットでもバナー出現率が高め。これは、どういった内容のものなのでしょうか? 法林 ドコモのポイ活プラン「ahamo ポイ活」ですね。auとソフトバンクが昨年からポイント還元を重視した料金プランをスタートしており、それを後追いする形で4月1日からドコモも参入しました。ahamo ポイ活はd払いのポイント還元率が10%にアップし、そしてギガ容量は100GB。これで月額7150円になります。 ――低価格がウリのahamoなのに毎月の通信料金が高めなのが気になりますけど? 法林 例えば、月にd払いで4万円使えば、4000円分(上限)のキャンペーンと通常のポイント還元が受けられ、通信料金が実質2750円となる仕組みです。 つまり、毎月d払いで4万円以上の利用があり、100GBを消費するユーザーにオススメのプランになっています。なので、毎月のギガ消費が20GB未満なら、ahamo ポイ活への料金プランの変更やMNPをする必要もありません。 そして、各キャリア共にポイ活系の料金プランのギガ容量に関しては"無制限"が基本となっているので、ギガ消費が少ないユーザーにはまったく向いていません。 ――ahamo ポイ活に関しては、d払いの利用できるショップがほかのコード決済に比べ少ないのが、ちょっと気になります。 法林 確かに、コンビニやスーパーの買い物で月4万円というのは難しいでしょう。しかし、d払いはデパート、そしてECだとアマゾンでも利用でき、そこでの買い物でポイントを稼ぐという運用になります。