モノづくりの知識を身に付けた生成AI、パナソニックHDが技術承継などで活用へ
設計や製造で若手技術者へのノウハウ継承で活用
まずは、製品や技術などに関する汎用的な情報に関わるデータなどを読み込ませて学習を進めていく。当面はモデルの有効性などを確認し、検証を進めながら2024年秋ごろに本格的に業務への導入を目指す。 パナソニックHDの九津見氏は「汎用的な情報の次に、技術ノウハウなどコンテキストにつながるようなデータに学習範囲を広げていく。利用用途としては、内部の業務マニュアルなどに代替する支援などを想定している。自然言語での問いかけに対し、Q&Aで最適解を提案するような仕組みで、設計での若手技術者の支援やノウハウの継承などでの活用を期待している。将来的には、こうした仕組みを顧客との応答などで使うユースケースを想定し、検証などを進めていくつもりだ」と述べている。 ≫「人工知能ニュース」についてのその他の記事
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