【新日本】竹下幸之介が石井智宏撃破で2冠防衛「3団体所属に」新日本所属も公表
<新日本プロレス:WRESTLE DYNASTY大会>◇5日◇東京ドーム AEWインターナショナル、NEVER無差別級王者竹下幸之介(29)が2本のベルトを死守した。 石井智宏(49)の挑戦を受け、13分30秒、レイジングファイヤー(旋回式ファルコンアロー)でフォール勝ち。「石井智宏との戦いはキツイよ。でもよ、最後に立っているのはオレだ」と2本のベルトを掲げた。 石井のパワフルな逆水平チョップ連打、スライディング式ライアットを浴び、さらに至近距離でのエルボー合戦、頭突きなど、ゴツゴツしたド突き合いが続いた。粘る挑戦者に対し、スライディング式エルボー、雪崩式ファルコンアロー、リバース式フランケンシュタイナーと大技連発で応戦し、必殺技でトドメを刺した。 前日4日の東京ドーム大会で、鷹木信悟を下して2冠王者になったばかりの竹下は「これからはNEVER無差別級王者としての戦いをみせるから楽しみにしてくれ。楽しみと言えば日本のプロレスファンに朗報だ。オレはDDT、AEWの2団体所属。これからはそれに加えて新日本プロレスの3団体所属になった。なんでオレがこの道を選んだのか。ずっと言ってきた通り、プロレス界の世界統一。それはオレにしかできない。誰も歩いたことない道を歩いていくから、ついてこい」と新日本所属選手になったことを報告した。 AEWインターナショナルはAEWマットでの防衛戦になるが、NEVER無差別級王座は新日本マットで戦う意向。11日(日本時間12日)には新日本の米サンノゼ大会が予定されており、竹下は次期挑戦者にWWE参戦経験もあるKUSHIDAを指名。「次、サンノゼ大会、出場選手を見て個人的に戦いたいのはKUSHIDA。お前も世界を知っている1人なんだろう。無差別級ベルトだからジュニアもヘビーも関係ねえ。お前のプロレスをオレに教えてくれよ、良い返事待っているからよ」とオファーを出していた。