寝室4.5畳でLDKを広くした家。4人で寝ても、ベッドと照明選びの工夫で意外と快適
ウォークインクローゼットを設ければ寝室がすっきり
寝室の隣には、3畳のウォークインクローゼットをつくりました。ここに季節家電や服などがすべて収納できています。おかげで寝室に、ものがあふれることはなく、寝室がとてもすっきりしています。 4.5畳という限られた空間を、目めいっぱい利用できているのは、十分な収納を確保したことも大きいと思っています。
ローベッドを購入したので室内広々、子どもも安心!
4.5畳の寝室なので、背の高い家具を置けば、圧迫感が増してしまう可能性が。そこで、部屋の圧迫感を少しでも減らせるよう、ロータイプのベッドフレームを購入しました。 筆者が購入したベッドフレームは、床面からの高さが11.5cmの商品です。もっと低い商品もありましたが、筆者はロボット掃除機を使用するため、ロボット掃除機が通ることができる、この高さの商品にしました。 また、ロータイプのベッドだと子どもが万が一転落したときにも、ケガのリスクを減らすことができるので安心です。
つっぱり棒タイプの照明なら省スペースで設置が可能
4.5畳の寝室にセミダブルベッドを2台並べると、キャビネットやフロアランプを置くことは難しくなります。 わが家は天井照明に調光不可のダウンライトを採用しています。ですから、当初はフロアランプを置いて、光量を調整したいと思っていました。しかし、一般的なフロアランプは、倒れないように台座がついています。セミダブルベッドを2つ並べたわが家の寝室には、設置するスペースを確保できませんでした。 そこで目をつけたのがつっぱり棒タイプの照明です。 つっぱり棒なので台座はありません。そのためわが家の寝室でも、設置が可能です。また、フックなどさまざまな付属品もあるので、ランプや観葉植物などをつり下げることもできました。 4.5畳の限られたスペースでも、このような場所をとらないもの選べば、インテリアを楽しめます。 以上、わが家の寝室を紹介しました。打ち合わせ当初は先入観で「寝室は6畳必要!」と思い、少々不安でした。しかし、自分たちのライフスタイルを振り返ると、この選択は間違いなかったと思っています。 予算が限られ思い描いていた家が建てられない方や、土地の特徴などから間取りを決めるのに難渋している方の参考になれば幸いです。
山田陽太