ラッパー・般若、ドラマ初主演の心境を吐露「主演をやるなんて思ってなかった」
HIPHOP好きの成海が般若との共演を回顧
実は学生時代に般若さんの楽曲を聴きながら通学していたというほどHIPHOP好きの成海。本作での本人との共演について「ドラマの企画書いただいた時に『え!般若じゃん!』って。絶対にやりたい!ってなりました!」と語り、「二人でクラブに潜入しているシーンが初日だったのですが、すごく距離も近くてとても緊張しました」と共演初日の心境を吐露した。 一方、般若は「成海璃子さん、このドラマの話を受けてくれるの?!って(笑)。いや、なんか申し訳ないですよ…。表でそれ言っちゃダメだよって。俺の音楽聴いてたっていうのは内密にしておいて、ぐらいの感覚です(笑)」と成海との共演に驚きつつも恐縮した様子で会場は笑いが起こった。 風間は普段は経験することが少ないラッパーの面々との共演について、「まじで、みんなかっこいいんですよね。ラッパーの皆さんは本人と役のハイブリット型でシーンごとにグラデーションのように変わっていく。それって俳優にはできないというか…。私とか成海さんとか、もちろん般若くんも俳優業をやられていますが、ラッパーの皆さんは1回しか切れないキラーカードを1回目で切ってきてるという感じ。役者たちにはないそこが、とても良かったなと思います」とラッパーならではの魅力を語った。 続けて「ラップをやっている方々ってやっぱり語彙力と、頭の回転力の速さがすごい。もちろん表現者なので。こういうことを表現したいよねって共有してくれた瞬間のすごさたるや」と感嘆したエピソードを披露した。 これに対して般若は「ライブもやってるから瞬発力があるんだと思う。あとみんな早起きして頑張ってましたね(笑)」と返した。 最後に本作の見どころについて、般若から「テーマがかなり重い題材じゃないですか。正直、避けているというか。でも今のこの時代に避けて通れないテーマを扱っていると思っていて。法律も一定決められているものがあるとしても、みんなにちゃんと『これはダメなのか?』と考えてもらえたらいいなと思いますね」と視聴者へのメッセージを残した。 「従うべきは、法か自分かー。」葛藤を抱える警察官とアンダーグラウンドに生きる若者たちの混ざり合いから、予想できない展開が繰り広げられていくABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA』は1月9日(木)夜11時より放送開始。 本作の制作を担うのは『余命10年』、『青春18×2 君へと続く道』、『帰ってきた あぶない刑事』など次々に話題作を世に放つ気悦のコンテンツスタジオ・BABEL LABEL。監督は、般若をはじめとした数々の有名アーティストたちのミュージックビデオや広告、ドラマ作品等の制作を手がけるBABEL LABELの志真健太郎と、ラッパーやアイドルをはじめとしたアーティストのミュージックビデオを中心に、広告の制作も手がける南虎我の2名が務める。
ENTAME next編集部