自分に合う香りの選び方や付ける場所など、大人の香水Q&A
「素敵な人は、自分で自分の機嫌を取るのが上手。香りはその助けになり、自分が心地よくなる香りを纏っていれば、自ずと周りへ与える印象も良くなると思います。50、60代は、また自分のために人生を楽しむステージ! 気後れせずに、いろいろな香りにチャレンジをしてほしいです」(大沢さん) ●パルファン サトリ 東京都港区六本木3・6・8 OURS 2F TEL.03・5797・7241(電話受付11~16時) 営業時間:月曜~金曜11時~17時(予約制)、土曜~日曜11時~16時30分(予約不要) *予約はHPから。
大人の香水Q&A
Q.自分に似合う香りの選び方は?
A.香りのイメージを踏まえつつ、好みを探って。 香水を選ぶ時は実際にお店で試して、好きか嫌いで判断することが基本。でも、あらかじめ香りの特徴を知っておくと、自分が求めている香りに辿り着きやすくなる。 「香りのタイプはフルーティ、シトラスなど多様にあり、下記の分布図のように印象が分類できます。例えるなら、〝甘く優しい〟はコットンワンピース、〝爽やかで軽快〟はカジュアルなデニム、〝すっきりとかっこいい〟はパンツスーツ、〝艶っぽく重厚〟はドレスを着ている女性のイメージ。大人の女性はフローラル系の香りが似合うと思います」(大沢さん)
Q.知的な大人の香りの嗜み方とは?
A.季節感やTPOに合わせて使い分けてみよう。 いつもは自分の軸となる伴侶の香りをまとっていても、ときには少し違うイメージの香りもチャレンジしてみたくなるもの。 「洋服のように、季節やTPOに合わせて、香りを着替えてみて。春のおすすめは、甘く優しいフルーティやフローラル系、夏は爽やかなシトラス系。また、仕事の時はユニセックスなグリーンマリン系、夜のお出かけには少し官能的なオリエンタル系など。服が変わるほどわかりやすくはないけれど、むしろ印象に残るイメージチェンジ法かもしれません」
Q.香水をつける場所や量は?
A.体温の高い場所につけ、内側からふわりと。 「服の上から香水をつけると、香りが強すぎます。肌やインナーにつけて、内側から香らせるのが上品です。また、肌が弱い方はハンカチにつけるのもおすすめ」 手首、肘の内側、ウエスト、膝の裏などの体温が高く、動きがある場所に朝、左右1、2プッシュずつつけたら、午後にもう1回つけ足せば充分。