ワンツーフィニッシュ 2024年ベストショット3選【大澤進二】
早朝から夕暮れまで神経を研ぎ澄ませ、一瞬を切り取ることに全てをかけるフォトグラファーたち。2024年シーズンも、ドラマが凝縮された数々の一枚がゴルフ界を彩った。GDOとともに国内外を渡り歩いたプロフェッショナルが選んだ今年の3枚。第3回は大澤進二カメラマン編。 【画像】<2023年>大澤進二カメラマン ベストショット3選
<樋口久子 三菱電機レディス 最終日 岩井千怜&明愛>
岩井千怜が大会レコードで今季3勝目。姉の明愛が2位に入り、地元・埼玉でのワンツーフィニッシュに会場は大いに沸いた。最後は2人で歓喜のハグ。また、姉妹そろって米国女子ツアーの最終予選会を突破し、来季の出場権を獲得した。米ツアーでの活躍も期待したい思いで、この一枚を選んだ。
<日本女子オープン 最終日 竹田麗央>
国内メジャー「日本女子オープン」を制し、圧倒的な強さを見せつけた竹田麗央。ドライバーの飛距離はもちろんのこと、今季はリカバリー率も劇的に向上してるという。アゴが近くスタンスをとりづらい状況からのバンカーショットも、見事にリカバリーしてみせた。彼女の際立った強さを感じた一枚。
<ダンロップフェニックス 最終日 松山英樹>
7打差を追った最終日。万全な状態でなかったにも関わらず、心の中では逆転の可能性を信じ、ホストプロとして大勢のギャラリーを引き連れて回る姿にレンズを向けてシャッターを切っていた。 優勝したマックス・マクグリービーに4打差まで迫り、日本勢最高の2位でフィニッシュ。最終日の松山英樹にフォーカスした一枚を選んだ。