プレミア１２を初制覇し、歓喜する日本ナイン（２０１９年１１月１７日撮影

　世界野球ソフトボール連盟（ＷＢＳＣ）は２４日（日本時間２５日）、野球の国際大会「プレミア１２」が、２７年に予定されている第４回大会から、出場枠が１６か国に増える見込みであることを発表した。 　今年１１月に、世界ランキング上位１２か国によって争われる「ラグザス　ｐｒｅｓｅｎｔｓ　第３回ＷＢＳＣプレミア１２」。すでに侍ジャパンのメンバーも発表され、戸郷、大勢、岡本和（以上巨人）、伊藤（日本ハム）、牧（ＤｅＮＡ）、源田（西武）らが選出され、１９年の第２回大会に続く２連覇が期待される。 　ＷＢＳＣによると、今年の２グループに分かれてオープニングラウンド（予選リーグ）が行われるが、第３回大会では各６チーム２７年の第４回大会では各４チームの４グループで予選リーグが行われるという。２５年終了時点の世界ランキング上位１２チームは出場権を自動的に獲得し、１３～１８位のチームは残り４つの出場権をかけて予選を行うという。 　プレミア１２は、１５年に第１回大会が行われ、日本は準決勝で韓国に敗れて３位。韓国が決勝で米国を破って初代王者となった。１９年の第２回大会では、決勝で日本が韓国を破って初制覇。２１年東京五輪金メダル、２３年ＷＢＣ優勝につなげた。２６年３月には第６回ＷＢＣが予定され、２７年のプレミア１２は、２８年に競技が復活するロサンゼルス五輪へ向けた重要な意味を持つ大会になりそうだ。