高橋洋一氏 玉木代表に伝授した“103万円の壁”引き上げ方法を説明「税調ではなく、国会でやれ…」
元内閣官房参与で経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が9日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。不倫問題で役職停止中の国民民主党の玉木雄一郎代表に伝授した“103万円の壁”引き上げ方法を説明した。 高橋氏は、“103万円の壁”引き上げについて「中身の話っていうか、こういうのはどうやって進めるかが大事」と言い、「放っとくと自民党税調っていうところで議論するわけ。自民党税調ってインナーって言われているくらいだから密室なんだよね。そこで議論するなって言ったの。私は国会でやれって。税調でやってもいいから、私は国会でもやれって」と、YouTubeチャンネルで対談した玉木氏に、国会という表舞台で議論することを勧めたという。 そして、「国会でやると今の補正予算の中に減税法案を組み込む形になるからすぐにできる。だって自民党税調でやったら来年度税制改正だから再来年になるわけ。来年になるのか再来年になるのか、すげえ差がある」とし、「これがいいのは、自民党税調ってインナーだから宮沢洋一さんっていう私の財務省の時の上司でラスボスが来るんだけど表に出ない。こうなったら石破さんを表に出してね、国会で決めちゃったら終わりだからね。国民に見える形になるから勝てる可能性も高いゾということを言った」と明かした。 さらに「手法としては予算を組み替える。今、補正予算が出ている。これを組み替える。予算組み替えで14兆円で7兆円分を全部落として減税にしちゃう。予算組み替えだから財源問題はない。おまけにすぐできる。しかも財源もある。それで1番弱い石破さんを引っ張り出せる。石破さんは自分が生き残りたいから必死だからやりやすい」と説明。「要は相手をどのように引き出して勝つか。私はいうのは勝つ戦略。宮沢さんとやるのは大変だから、それだったら石破さんの方がくみしやすいし国民監視だからすぐできる。財源問題もない」と強調していた。