ピストン西沢、走りも「音」も進化した三菱・アウトランダーPHEVに乗ってきた!
三菱の伝家の宝刀「S-AWC」がすっごい切れ味
三菱のHPによれば、「アウトランダーのS-AWCは、ツインモーター4WDをベースに、ブレーキをコントロールするAYCを追加し、前後駆動力配分と左右駆動力配分を制御。さらに、駆動トルクと回生トルクの制御を行うとともに、ABSとASCのコントロールについても専用チューニングを実施しました。 常時4輪を最適制御するこのシステムにより、さまざまな走行状態で4輪のタイヤの性能をバランスよく、最大限に発揮することが可能。あらゆる路面状況で、イメージした通りのラインをトレースできる優れたハンドリングと、路面状況の変化に影響されない高度な走行安定性を実現します。」 って書いてあるけど、アクセルオフで内側にグングン入ってくる感じは、とっても楽しいし、温泉帰りの下りのコーナーとかで対向車線にはみ出るリスクも減ると思う。それがとにかく楽しくて、無用にドリフトしたくなったww……が、トラコンも優秀でコントロールは失わないで済んだ。 同時に乗り比べた従来型は、3輪コーナリングになりがちで、動きも唐突だし、ちょっと古い感じがしたが、新型より荒い動きが逆に楽しいところもあった。 確かに走りはすごく進化したが……その他はどうなんだ? ・モニターサイズが9インチから12.3インチに拡大 ・ナビでGOOGLEが使えるようになった ・デジタルルームミラーが付いた(一部グレードオプション)
ヤマハと共同開発の2つのオーディオシステム
西沢は常々クルマは最後のリスニング空間だと言ってきた。それはイヤホンで音楽を聴くのとは違い、空気を振動させて入ってくる音楽だからだ。家にもステレオがないことも多く、DLして携帯からイヤホンで聞くのが主流の中、クルマは最後の音楽室なのだ。 三菱も高級車としてその音楽の聴き方を大事にしていて、クルマでは珍しいヤマハと共同開発。伝統的な音楽の聴き方を最新の技術で提供する。 2種類のバリエーションがあって、「Dynamic Sound Yamaha Premium 」が標準。 そして12スピーカーの「Dynamic Sound Yamaha Ultimate」が上級版。両方ともにドアをスピーカーボックスとして鳴りを追及。共に繊細な音からダイナミックな音まで、幅広いレンジで再生する。三菱の人はアーティストが作った音が忠実になることを強調していたが、DJ上がりの西沢は追加ウーファーの如く低音を上げ、HIPHOPを奏でてみたら…… これがすげ~のなんのって、まるで週末の大黒PAのようにドンドコドンドンと、ぶっといBASSがなるじゃありませんか(笑)。まあ音楽はあくまで自分の趣味で聞けばいいので、幅広いことだけわかれば十分でした(笑)。 結論。新型アウトランダーPHEVは…… 100Km越えのEV性能 パワーもりもり感でコーナリングも楽しい ルーフレール装備でスキースノボ、ルーフテントも装着可能 長距離も疲れない乗り心地 5人、7人乗りが選べる 音楽聞きながら遠出したくなる エコカー減税で重量税は100パーセント減税 なんていうところが思い浮かばれます。とにかく道具としてよし+楽しい運転感覚なんて、俺が一番好きなところじゃないですか! 欲しいです。 車両本体価格:¥5,263,500~6,685,800 問い合わせ先:三菱自動車 ピストン西沢さん ラジオDJ、ミュージシャン 多数のラジオ番組にてパーソナリティを担当。ウィットに富んだトークが人気を集め、第48回ギャラクシー賞でDJパーソナリティ賞を受賞。一方で車好きとしても知られ、レーサーとしてインテグラレースやスーパー耐久などに参戦。日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務めた実績もあり。
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