<春風を待つ―センバツ・宇治山田商>チームらしさ全面に 主将ら、伊勢市長に奮闘誓う /三重
センバツに出場する宇治山田商の選手19人と村田治樹監督らが2月29日、伊勢市役所を訪れた。伊藤大惺(たいせい)主将は鈴木健一市長に、「自分たちのプレーで勇気と感動を与えられるよう、全力で戦う。応援をよろしくお願いします」と決意表明した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 江崎徹校長が冒頭、「16年ぶり2回目の出場を果たすことができた。ひとえに伊勢市を始め、地域の皆様のさまざまな応援、声援を受けてのことと感謝します」とあいさつした。村田監督は「秋の(東海)大会4強で非常に悔しい思いをしたが選抜され、なかなかこんなチャンスはない。選手を導き、しっかりやりたい」と述べた。続いて、伊藤主将が登録予定メンバー20人を1人ずつ紹介した。 鈴木市長は、「けがに気を付けて、お世話になった方々への感謝を忘れず、楽しんでプレーをしてください」と励ました。 村田監督はチームの状態について、「けが人も無く、ここまで来られている。秋より守りのレベルも上がってきた」。伊藤主将は「東海の代表という自覚を持ち、自分たちらしさを出して戦っていきたい」と話した。【大竹禎之】 〔三重版〕