123期ルーキーチャンピオンレースは4人が単騎 松崎広太「棚瀬君との連係も考えたが、単騎で優勝目指す」/松山競輪G3
松山競輪「開設74周年記念・金亀杯争覇戦(G3)」は10日、最終日を迎える。9Rのルーキーチャンピオンに出場する9人に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
1番車 篠田幸希「同県の浮島君」
普段のレースは冷静に焦らず走ることを意識している。地元の小林泰正さんみたいに何でもできるような選手になりたい。 浮島君の番手で。直前も浮島君とルーキーチャンピオンについて話し合いながら練習できた。人の後ろは初めてで不安はあるけど、番手の仕事をしたい。
2番車 黒瀬浩太郎「単騎」
落車して連勝が7で止まって特別昇班を逃したこともあったけど、色々と経験ができて結果的には良かったと思う。決勝には上がれるけど、走りにムラがあるのが課題。レースの組み立ても技術的な面も下手ですね。直前は胃腸炎になって練習はできていない。 岡山勢の後ろだと3番手になるのでチャンスはないし、それだったら単騎で一発を狙いたい。一生に一度だし、力を出し切って悔いのないレースをしたい。
3番車 棚瀬義大「単騎」
流れを止めて走ってしまったり、まだ上手く走れていない。もう少し長い距離を踏めるようになりたいですね。少しでも早くS級に上がって、中部地区を引っ張っていける自力選手になりたい。奈良の後は休みながら、いつも通り練習した。 意識する選手? 強いて言うなら、長い距離を踏める青木君と松崎君ですね。単騎なので、勝ちにこだわって前々に攻めたい。
4番車 山根慶太「同県の青木君」
前走の高松は、まだ長い距離を踏めないし、力不足で決勝に乗れなかった。昇班して、まだ手応えはないです。 ここに向けて特別な練習はしていないし、9車の対策もしていない。僕は青木君にお任せします。決め手はないけど、青木君が前でやった方がラインとして良いのかなと。選手人生で1度きりのレースなので、優勝を目指したい。
5番車 松崎広太「単騎」
今は自力だけど、最終的な目標は何でもできる選手になりたい。状態も悪くないし、戦えそうな手応えはあります。 養成所で同部屋だった棚瀬君との連係も考えたけど、話して単騎でやる。関東の3、4番手になってもチャンスはないので。ここに来る前に、高校の同級生の朝倉智仁が115期のルーキーチャンピオンを優勝しているので、軽くプレッシャーをかけられました(笑)。自分も一発を狙って優勝を目指したい。