プログラミングのエラーをAIが解説、初学者向け学習サービス「Jasmine Tea」にAIヒント機能登場
Tably株式会社は、プログラミング初学者向け学習サービス「Jasmine Tea」にAIヒント機能を追加したことを2024年12月16日に発表した。同機能は、初心者が直面しやすいエラーの解決をサポートし、挫折感を防ぐことを目的としている。 【画像】AIヒント機能の利用例 プログラミングにエラーの解決はつきものだが、初心者にとって間違いを見つけるのは非常に難しい。ちょっとした入力間違いや計算ミスでも発見するのに時間がかかり、結果として「プログラミングは難しい」と考えるユーザーも少なくない。 なお、スタディプラス株式会社の調査によれば、高校生の約7割が、「情報Ⅰ」の授業で最も難しい内容は「プログラミング」と回答している。 Jasmine TeaのAIヒント機能は、エラーが発生した理由を簡潔に説明するだけでなく、修正方法やサンプルコードを提示するのが特徴。AIがコードを記述するのではなく、ユーザーが必要に応じて同機能を利用することでエラーの解決を促し、プログラミングへの苦手意識やストレスを減らすことが可能だ。 また、同機能は小学生から高校生まで幅広い年齢層に対応しており、解決方法や修正方法に関する文章表現を親しみやすくすることも可能。どんな年齢のユーザーでも、楽しくプログラミングに取り組めるような工夫を施した。 Tablyは、「プログラミング学習をより楽しく」という理念のもと、初学者や教育者を支えるための取り組みを進めている。教育者向けの支援機能として、学習者の質問に答えるQ&A機能をはじめ、学習者からのフィードバックを基に課題やクイズを作成できるアンケート機能、ワークブックや教員ガイドを含む教材ダウンロード機能など、多角的なサポートを用意している。
こどもとIT,編集部