広尾「もくもく」の麻婆豆腐が家で味わえる!元「dancyu」編集長が追い求める日本一ふつうで美味しいレシピ
“絶対もうかる”バブル期に飲食店へ
時代は移り変わりバブル期へ。 手芸業界が下火になったため、1990年、茂さんは炭火焼きを売りにした「もくもく」を始めた。 植野さんが「何で急に飲食に?」と尋ねると、茂さんは「先輩から、“全部教えてやるから大丈夫だ、絶対今これもうかるから”って。確かにもうかりましたね。当時はバブルの最中ですから。それで成功したけど、だんだんバブルがはじけて落ちてきて…」と振り返る。 それから高校卒業後に、中華料理店で10年以上修業を積んだ息子の健さんが「もくもく」へ。2016年に中華をメインメニューに置き、リニューアルした。 本日のお目当て、もくもくの「麻婆豆腐」。 一口食べた植野さんは「辛さやコク味の濃さがベストバランス」と絶賛する。 もくもく「麻婆豆腐」のレシピを紹介する。 ■材料(1人分) 豚ひき肉…60g 絹ごし豆腐(厚さを半分に切り、3×5等分にする)…1丁 にんにく(みじん切り)…1かけ ピーシェン豆 板 醤…小さじ1 鶏がらスープ…約100ml 料理酒…大さじ1 豆豉(みじん切り)…小さじ1 しょう油…大さじ2 花椒粉…ひとつまみ にら(1cm幅に切る)…適量 中国しょう油…大さじ1弱 水溶きかたくり粉…適量 ラー油…適量 サラダ油…大さじ2弱 細ねぎ(小口切り)…お好み 花椒粉…お好み ■作り方 (1)中華鍋を強火で熱し、油をなじませる。 (2)中火にして、豚ひき肉をしっかり炒める。 (3)にんにく・ピーシェン豆 板 醤を入れ、炒める。 (4)鶏がらスープ・料理酒・豆豉・しょう油・ 花椒粉・絹ごし豆腐を入れる。 (5)おたまの背でサッと豆腐をほぐして、豆腐に火が入るまで煮込む。 (6)にら・中国しょう油を加える。 (7)水溶きかたくり粉は多めに入れて、固めにとろみをつける。 (8)ラー油を入れてのばし、強火で炒める。 (9)強火で少し焦がしたら、火を止める。 (10)皿に盛りつけ、細ねぎ・ 花椒粉をお好みでかけて完成。 ■ポイント・コツ ※少し濃いめの味つけにすること。 ※かたくり粉は多めに入れて、固めのとろみをつけること。
日本一ふつうで美味しい植野食堂
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