ドラゴンズの若手ホープは? 中日、来季のブレイク候補(4)来季のブレイク候補筆頭?
今季も課題の得点力不足に苦しみ、屈辱の3年連続リーグ最下位に沈んだ中日ドラゴンズ。今オフには井上一樹監督が就任し、来季は”強いドラゴンズ”の復活が期待される。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる中日の選手を紹介する。
松木平優太
投打:右投右打 身長/体重:178cm/78kg 生年月日:2003年2月24日 経歴:精華高 ドラフト:2020年育成選手ドラフト3位 今季に急成長を遂げた松木平優太は、来季のブレイク候補筆頭とも言えそうだ。 大阪府の精華高から、2020年育成選手ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。しかし、プロ入り以降は制球に苦しみ、ファームでも思わしくない投球内容が続いた。 そんな中、高卒4年目の今季はファームで防御率1点台の好投を続けた松木平。すると、7月には念願の支配下契約を勝ち取った。 7月10日のDeNA戦でプロ初登板初先発を果たすと、7回3失点の好投を披露。敗戦投手にはなったものの、DeNAのエース・東克樹を相手に堂々の投げ合いを演じた。 同31日のヤクルト戦で先発した際には、6回無失点の好投でプロ初勝利をマーク。その後も一軍のマウンドで腕を振り、一軍では8試合の先発登板で2勝4敗、防御率3.70の成績だった。 140キロ中盤のストレートを中心に、カットボールやチェンジアップなどを駆使する松木平。井上一樹監督からの期待も大きく、先発ローテーション入りが期待される。 さらに、今秋のドラフトでは同学年の金丸夢斗(関西大)と吉田聖弥(西濃運輸)が指名を受けて入団。ライバルの存在も刺激にし、さらなる高みを目指したいところだ。
ベースボールチャンネル編集部