イゴール・フラガ、PONOS NAKAJIMA RACINGからスーパーフォーミュラ参戦決定。スリーボンドは三宅淳詞が続投
ホンダは1月10日から3日間行なわれる東京オートサロンでプレスカンファレンスを実施。その中でHRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長は、イゴール・オオムラ・フラガがPONOS NAKAJIMA RACINGからスーパーフォーミュラに参戦することを明らかにした。 【ギャラリー】F1ドライバーのオリバー・ベアマン、スーパーフォーミュラ&鈴鹿を初走行 PONOS NAKAJIMA RACINGは、2024年限りで山本尚貴がスーパーフォーミュラ引退を決めたことでシートがひとつ空席に。12月に行なわれたホンダ/HRCの参戦体制発表でも、佐藤蓮のチームメイトが誰になるかはTBA(未発表)の状態だった。 一方、12月に鈴鹿で行なわれたスーパーフォーミュラ公式/ルーキーテストには、フラガがPONOS NAKAJIMA RACINGから3日間通して参加。ドライバーの有力候補とみなされており、今回フラガが山本の後任を務めることが正式発表された形だ。 また、同じく2025年のドライバーがTBAとなっていたThreeBond Racingもほぼ同じタイミングでプレスリリースを出し、三宅淳詞の続投を発表した。 三宅は「昨年は非常に悔しいシーズンになりましたが、今年はスリーボンドレーシングと戦う2年目のシーズン、恩返しができるように結果にこだわって全力を尽くします」とコメントした。 なお、チームの監督は今季から塚越広大が務めることに。「僕自身新しいチャレンジが始まり興奮しています。昨年までもアドバイザーとして共に戦ってきましたが、皆様の期待に応えることができず、悔しいレースが続いていました。我々は共に戦う仲間と勝利するため、改めて体制を整えてレースに臨みます」と意気込んだ。 さらにホンダは、改めて参戦体制を発表するプレスリリースを発行。San-Ei Gen with B-Maxのドライバーとして小出峻を起用することを明らかにした。これで2025年のスーパーフォーミュラのドライバーラインアップが出揃った格好だ。