DeNA・東克樹が2年連続「JERAセ・リーグAWARD年間大賞」受賞 「3年やって本当のエース」
「JERAセ・リーグAWARD年間大賞」に2年連続で選出されたDeNA・東克樹投手(28)の授賞式が24日、川崎市内で行われた。昨年設立された年間で「勝利に最も貢献した選手」に贈られるリーグ公式表彰に選ばれ、〝真のエース〟となることを誓った。 「この賞を受賞することができて本当にうれしい。個人としては3年やって本当のエースになれると思う。まずは来年、僕の中での3年目でしっかりと投げたい」 入団7年目の今季は26試合に登板し、13勝4敗、防御率2・16。両リーグ最多の183イニングを投げた。選考委員を務め、贈呈者として登壇した球団OBの佐々木主浩氏は「(候補には中日の)高橋宏斗君もいましたが、イニング数が40くらい違う。そこを評価した。ストライク先行で、自分のペースで試合を作れるのが一番すごいところ」と絶賛した。 今季はリーグ3位だっただけに来季こそはリーグ優勝、そして2年連続の日本一へ。東は「投手陣を引っ張っていけるように責任感を持ちつつ、シーズンを通して背中で見せていきたい」とエースの覚悟をのぞかせた。(森祥太郎)