新報国マテリアル、3D設備導入し開発体制 独自インバー合金実用化
新報国マテリアルは3D積層造形技術による独自インバー合金の実用化に本格的に乗り出す。12月、本社(埼玉県川越市)の研究開発部門に米国オプトメック社の3D積層造形設備(粉末指向性エネルギー堆積〈P―DED〉方式、最大造形サイズは350ミリ角)を1台新設し、2025年2月から本格稼働を開始する。また25年3月稼働を視野に入れて、三重工場(三重県川越町)内に米国製3D造形設備(レーザーワイヤ積層造形〈L―WAM方式〉)を1台新設する。今回の設備導入に伴う総投資額は約2億円。