【速報】“紀州のドン・ファン”殺害事件 元妻に『無罪』判決 和歌山地裁 元妻はうつむきすすり泣く 裁判長「誤って(本人が)過剰摂取したことを否定できない」
午後2時半前に裁判は閉廷。須藤被告は裁判長が出て行く際に一礼し、その後まっすぐ前を向いて法廷を出て行きました。笑顔は見られませんでした。 無罪判決を受け、和歌山地検の花輪一義次席検事は、「まず、長期間の審理に携わった裁判員の方々に敬意を表する。しかし、検察官の主張が受け容れられなかったことは残念である。今後については、判決文の内容を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対応したい」とコメントしています。 また、今回の裁判員裁判に参加した20代の男性裁判員は会見に応じ「直接的な証拠がなく、一部分の証拠を切り取って有罪無罪とはできないので慎重にと思った。確実的な証拠がなく有罪の目でみると有罪に見え、無罪の目で見ると無罪に見える。中立の立場で証拠を見て感情と切り離した」と述べました。