普通の葬儀にしておけばよかった…「年金月8万円」「貯金ゼロ」の享年78歳母を家族葬で弔った、シングルマザーの52歳娘。葬儀後に知った「まさかの真実」に涙したワケ【CFPの助言】
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今回、ケイコさんは母を家族葬で見送りました。それ自体に後悔はありませんが、叔母に連絡しなかったことでしこりが残ってしまいました。母は「エンディングノート」を残していましたが、娘のケイコさんがその事実を知らなかったため、母の意向に完全に沿うことができませんでした。葬儀保険のことも事前に知っていれば、費用の心配をすることなくスムーズに葬儀が行えたでしょう。 納得のできる葬儀とするためには普段から、親の思いや子の考えを共有しておくことがポイントとなりそうです。 葬儀は亡くなった人のためのものであると同時に、残された人たちのための儀式でもあるのです。 【参考】 ・「第6回 お葬式に関する全国調査」(株式会社鎌倉新書「いい葬儀」) 山﨑 裕佳子 ファイナンシャル・プランナー