【マリーゴールド】団体として駆け抜けた2024年。東北大会を終え、残るは26日後楽園大会と31日新宿大会!
今年4月15日に団体設立を発表、5月20日後楽園ホールにて旗揚げ戦を行なった女子プロレス新団体「マリーゴールド」。これまで4つの王座設立や両国国技館大会、シングルトーナメント開催など様々な話題を提供した。 【写真】デビューが決定した山岡聖怜、橘渚、咲村良子 怒涛の2024年も20日仙台大会、21日山形大会を経て、残すところ26日後楽園大会と31日新宿大会のみ。
20日仙台大会で行われたツインスターカップ・タッグトーナメントで優勝したのは、前ツインスター王者MIRAI&桜井麻衣の「ミライサク」。 1回戦はボジラ&マイラ・グレースと対戦。身長181cmのボジラのパワーに苦戦するも、MIRAIがスリーパーホールドで反撃。最後は桜井とマイラの一騎打ちとなり、桜井の得意技STFでマイラがギブアップ。ミライサクは準決勝に駒を進めた。
準決勝の対戦相手はビクトリア弓月と田中きずなの「Selene Flora(セレーネ・フローラ)」。両タッグは10月24日に「ツインスター王座」のタイトルマッチで対決。当時王者だったミライサクからタイトル奪うことができなかったセレーネ・フローラだが、今大会の1回戦では現王者のダーク・ウルフに勝利して準決勝進出。 試合は序盤、弓月とMIRAIが力比べ。きずなもキックを中心に攻めるが、最後はミライサクから大外刈りを受け、桜井のレッグロックできずながギブアップ。ミライサクが決勝に進出。
決勝戦は翔月なつみ&松井珠紗との対戦。翔月と松井はリングインすると即座にミライサクに奇襲を掛け、試合開始。リング内外で翔月と松井が勢いよく攻めていく。 松井はマ・ツイカワイストラル、翔月は蒼魔刀と得意技を繰り広げるも、ミライサクは2人を大外刈り。最後はMIRAIのラリアットが翔月に決まり、3カウント。ミライサクの優勝が決まった。
バックステージにてミライサクはマリーゴールドを背負う覚悟見えるコメント。 MIRAIは「背負っているものが、自分たちのタッグとしての歴史が全く違うので。今日またそれを証明できたんじゃないかと思います。そして自分は、やっぱりあのベルト(ツインスター)を絶対に取り戻したいと思ってます」 桜井は「前回新宿で、まさかダークウルフ軍に負けると思ってなかったから、すごい悲しくて。私は初代タッグチャンピオンになったけど、まだやり残していることが沢山ある。そして1.3は青野未来から白いベルトを奪って2冠チャンピオンになってマリーゴールドを変えていきたい」とタッグとシングル両面の活躍を目指す。 21日の山形大会を経て、26日は後楽園にて「Winter Wonderful Fight 2024」が開催。1.3の大田区大会でのGHC女子選手権を含めた4大シングル戦タイトルマッチの前哨戦に加え、ツインスター選手権の前哨戦、そして新人の咲村良子と橘渚のデビュー戦を控える。
31日にはデビュー直後の咲村・橘含めた新人王トーナメント、そしてマリーゴールド大賞(MVP、ベストマッチ賞、ベストタッグ賞、殊勲賞、敢闘賞、技能賞、シャイン賞)の発表がある。 怒涛の2024を走り抜けるマリーゴールド。2025年も勢い止まらず、ますます加速していくだろう。
まるスポ編集部