トランプ氏、各国首脳と電話会談…首脳ら“良好な関係”の思惑 起訴取り下げ協議の報道も
日テレNEWS NNN
アメリカ大統領選挙から一夜明け、勝利を確実にしたトランプ前大統領は6日、早速、各国の首脳らと相次いで電話で会談しました。トランプ氏の地元、フロリダ州から中継です。 【動くグラフ】米大統領選挙2024 ハリスVSトランプ 支持率の推移 うしろに見えるのが、トランプ氏がいるとみられる自宅、マル・アラーゴです。 午前3時になるところで人の姿はほとんどありませんが、夕方まではトランプ氏支持者らが近くを訪れていました。 トランプ氏は選挙戦から一夜明け、早速、電話での“トランプ外交”を始めています。 イスラエルのネタニヤフ首相との会談では、「イスラエルの安全保障のために協力することで一致」したということです。 また、ウクライナのゼレンスキー大統領とは「緊密な対話を維持し、協力を進めることで合意」したということです。 来年1月の就任を前に、予測が出来ないとも指摘されるトランプ氏と早めに良い関係を築きたいという各国首脳らの思惑もすけてみえます。 一方、ワシントンでは、トランプ対策とみられる動きも出ています。トランプ氏は議会襲撃事件などで起訴されていますが、アメリカメディアは6日、司法省が起訴の取り下げを協議していると報じました。 「現職大統領の起訴は控える」という司法省の指針に基づく判断だとされていますが、トランプ氏は、大統領になったら起訴した特別検察官を「2秒でクビにする」などと述べていて、起訴を取り下げ、対立を避ける狙いもあるとみられています。