現役復帰の織田信成が西日本選手権V、4回転トウループで着氷…11年ぶりに全日本出場権
フィギュアスケートの西日本選手権は3日、名古屋市の日本ガイシアリーナで男子フリーが行われ、2010年バンクーバー五輪代表の織田信成(37)(大阪ク)が146・08点でショートプログラム(SP)に続いて1位となり、合計228・12点で優勝した。織田は11年ぶりとなる全日本選手権(12月、大阪)の出場権を獲得した。 【写真】フィギュアGP…第2戦カナダ、第1戦アメリカ
織田は13年末に現役を引退したが、22年秋に競技会への復帰を表明。4回転ジャンプにも取り組み、この日は冒頭の4回転トウループで着氷するなどして会場を沸かせた。今シーズン限りで再び現役を退く意向を示しており、地元の大阪で開かれる全日本選手権に向けて、「今回よりグレードアップした演技を目指したい」と意気込んだ。