キズナ産駒のプラス条件、マイナス条件 “芝の世代限定戦”では単回収率500%超えデータあり
小倉芝では割引
<キズナ産駒の「マイナス条件」> 小倉芝【31-35-28-298】 勝率7.9%/連対率16.8%/複勝率24.0%/単回収率47%/複回収率63% 芝×5歳以上【29-40-41-436】 勝率5.3%/連対率12.6%/複勝率20.1%/単回収率51%/複回収率80% ダ1600m【13-12-13-112】 勝率8.7%/連対率16.7%/複勝率25.3%/単回収率39%/複回収率86% 次にキズナ産駒のマイナス条件についても見ていく。 前提として同産駒はオールラウンダーで、極端に回収率の低い条件は少ない。芝なら中央10場のうち7場で単回収率が100%を超えているほどで、非常に優秀な種牡馬であると言える。 そんなキズナ産駒が苦手としている数少ない条件が小倉芝。芝で単回収率100%以下を記録する3場のうち、中京は同81%、京都は同93%と悪くないが、小倉は【31-35-28-298】勝率7.9%、単回収率47%と苦戦している。 ほか、芝では5歳を境にガクッと成績が落ちている。4歳以下【367-306-292-2211】勝率11.6%、単回収率113%に対して、5歳以上【29-40-41-436】勝率5.3%、単回収率51%。勝率は半分以下に、回収率も50%以上、下落している。 思い返せば、キズナ自身も5歳以降は勝ち星を挙げることができなかった。ディープボンドのような例外はいるにしろ、基本的には4歳までが狙い目である。 ダートでは、スプリント戦やマイル戦といった比較的短い距離での苦戦が目立っている。 ダ1600m【13-12-13-112】勝率8.7%、単回収率39%、ダ1200m【13-13-14-200】勝率5.4%、単回収率67%と、やはり1800m以上に比べて見劣りしてしまう。中長距離以上で狙うのが賢明だ。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
東大ホースメンクラブ