【阪神】今季56試合登板の石井大智がブルペンで約30球 オフは「変わらない勇気」持ち強化へ
阪神石井大智投手(27)が26日、「変わらない勇気」を持ち、オフでの直球などの強化を誓った。 今季は開幕1軍も直後に出場選手登録を抹消された。5月の再昇格後は安定した投球を披露し、56試合に登板で防御率1・48と活躍。勝ちパターンも務めた。 この日は12月に行う外部施設でのさまざまな測定に向け、鳴尾浜のブルペンで約30球を投じた。投球のさまざまなデータなどを測定する予定。「短所を今のフォームで直すことができるところだったら、トレーニングとかエクササイズとかを教えてもらう」。昨年も別施設で同様に行い「今のスライダーが生まれた」と明かした。 来季に向け新球種の習得やフォーム改造の予定はない。「それで去年キャンプの時に失敗してしまった」と反省。「今年は別に球種増やそうというのもないですし、今持っている球種を精度高く、プラス、真っすぐの強さは毎年毎年求めていかなきゃいけない」と燃えた。 「いろいろ岩崎さんとかに相談する機会もありました。変わる勇気ももちろん必要だけど、変わらない勇気も必要」 「コンディションなど一番難しい年になる」と語る来季に向け気合も準備も十分だ。【塚本光】