甘利大臣辞任会見会見(全文4・質疑応答1)
金銭授受疑惑が報じられている甘利明経済再生担当相が28日午後5時から記者会見し、自身の疑惑について事実関係などについて説明。寄付として秘書に適切に処理するよう指示したものの、業者から計100万円が渡ったことを認め、「秘書のせいと責任転嫁できない。閣僚の職を辞する」と辞意を表明した。
司会:それでは質疑に移ります。挙手の上、社名、氏名をおっしゃられてからご質問をお願いいたします。 テレビ朝日:テレビ朝日のトミカワと申します。大臣、先ほど説明の中で、大臣室と大和事務所で会ったのが平成25年の11月14日と、26年の2月1日とおっしゃいましたけれども、A秘書がその前に500万円を受け取ったときというのが、平成25年の8月20日です。ということは、それよりも前になるわけですね。そのA秘書が500万円を受け取ったということを知っていて、大臣室でS社と会うことになったのか、もしくは500万円は知らないけれども、S社から相談を受けているということを知った上で大臣室で会ったんでしょうか。 あともう1つ、そしてその100万円と400万円の領収書についてなんですが、400万円の領収書を発行して、総務担当者が処分したという話でしたけれども、甘利さんの事務所のほうでその領収書の控えというのはないんでしょうか。この2点、お願いします。 甘利:500万円含め、この一連の接待も含めて、不覚ですけれども週刊誌報道が出て初めて知りました。まったく事情が分かりません。東京事務所に来られたのも、後援会に入ってくださる方が表敬しますからと言われてお受けしたということだけです。そこでは確かに、一生懸命先生を応援していきますよ、みたいなことしか言われてませんでした。 テレビ朝日:千葉の甘山会を立ち上げるに当たってという(聞き取れず)。 甘利:甘山会って、甘山会は1個しかないんですが、1個の人たちが、こっち側の人たちが集まって懇親会つくったり、こっちの人が集まってつくったりして、そこで通称で懇親会をそう、みんな呼んでらっしゃるんですね。で、そのお会いしたのは大臣室が初めてだと思います、11月14日。 テレビ朝日:領収書の控えについてはいかがでしょうか。