“新体制”での巻き返し図るマンU、今冬にストライカー補強へ?…コロ・ムアニのレンタル検討か
マンチェスター・ユナイテッドがパリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニに関心を寄せているようだ。21日、フランスメディア『Le10sport』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。 今シーズン開幕直後から不安定な戦いが続いたマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ第9節終了後に就任3年目のエリック・テン・ハフ前監督の解任を決断。クラブOBのルート・ファン・ニステルローイ氏の暫定体制を経て、今週末にはいよいよルベン・アモリム新監督の初陣を迎える。 39歳の新指揮官の下でプレミアリーグ13位からの巻き返しを図るマンチェスター・ユナイテッドだが、今冬の移籍市場でストライカーの補強に乗り出す可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、アモリム監督が能力を評価しているコロ・ムアニに具体的な関心を寄せており、1月にシーズン終了までのレンタルオファーを提示することを検討しているという。 現在25歳のコロ・ムアニは2015年冬にナントの下部組織に加入し、2018-19シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はフランクフルトで得点を量産し、昨年夏に加入したPSGではここまで公式戦通算52試合の出場で11ゴール6アシストをマーク。在籍2年目の今シーズンは出場機会が減少しており、スタメン起用はわずか2試合、プレー時間の合計は416分間に留まっている。 なお、マンチェスター・ユナイテッドはデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドとオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーという2人のセンターフォワード(CF)を抱えているが、在籍2年目の前者は負傷で出遅れた影響もあり、今シーズンここまでの得点数は「2」。また、今夏にユヴェントスから加入した後者も適応に苦戦し、一部では今冬の移籍の可能性も報じられている。
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