維新代表選に広島の議員が名乗り「関心が薄れている」吉村洋文氏“本命”も無投票回避へ 推薦人50人が壁
日本維新の会代表選(17日告示、12月1日投開票)の立候補者説明会が8日、大阪市内の党本部であった。 【写真】広島から危機感!あえて名乗りを上げた空本誠喜氏 16日まで随時、立候補を予定している陣営への説明は行われるが、この日は2陣営が出席した。空本誠喜(60)衆院議員=広島4区=と、守島正(43)=大阪2区=衆院議員の秘書が姿を見せたが、守島氏の秘書は「私が出るわけではないので…」と多くを語らなかった。 説明会終了後、空本氏は記者団の取材に対し「代表選出馬に向けて準備に入ろうということで、説明会に出席しました」と、立候補準備に入っていることを明かした。 代表選立候補に必要な推薦人が特別党員(国会議員、地方議員)50人以上、衆院議員もしくは参院議員から5人以上とハードルが高いが「17日まで一生懸命、推薦人になっていただけるよう努力していきます。国会議員は『吉村さんが出るんだったら(推薦)するよ』という方と『出るんだったらごめんね』という方がいらっしゃるんで、内訳は言えませんが…」としながらも、現在13人の推薦人がいるとした。 空本氏は「無投票の代表選ではいけない。大阪の改革は進んでいるが、全国的に展開させるならば、大阪だけの選挙ではなく、大阪を超えた全国規模の選挙にしなければいけない。国民の皆さんから維新に対する不満や、関心が薄れている」と指摘した。 さらに「維新は新しいことをやるんだと、意気込みを見ていただきたい。複数の候補者で実際に論戦をしながら、維新のこれからのあり方、そういったものを築き上げていく。そういう意味で出馬できれば。とにかく、建設的な代表選をやった方がいい。論争、論戦をやった方がいいので、頑張って行きたい」と、出馬する意義を強調。馬場伸幸代表(59)、藤田文武幹事長(43)にも、代表選出馬へ準備に入るという意思を伝えたという。 維新代表選をめぐっっては、馬場氏、藤田氏とも不出馬を表明。共同代表の吉村洋文大阪府知事(49)の出馬を期待する声が上がっている。 (よろず~ニュース・杉田 康人)
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